奨学金は「借金」だという意識を持とう

奨学金とは、修学に必要な費用に充てるよう提供されるお金のことですが、返さなければならない「貸与型」と、返さなくてもよい「支給型」があります。学校などが成績優秀者に対して特別に支給する奨学金をもらう学生は、「特待生」といったりします。

ここでは、日本学生支援機構の実施する第一種奨学金・第二種奨学金に基づいて説明します。

返さなければならない貸与型の奨学金とは、要するに借金と同じです。奨学金という名目のせいか、私達は貸与型の奨学金を借りる(借金する)ことに対して、一般的な民間ローンを活用するよりも抵抗が薄いのが実情でしょう。

そのため、近年では奨学金を返済できない方が増え、社会問題化しています。(返済が難しくなったら、猶予申請などの手続をとりましょう)



借金ではあっても、奨学金にはメリットがある

奨学金のメリットは、なんといっても金利の低さでしょう。

例えば、第一種奨学金の場合は、基本的に返済が必要ですが、無利子です。つまり、借りた分だけ返せばOKということです。

第二種奨学金も基本的に低利子で貸し付けてくれます。第二種奨学金では固定利率か変動利率か選べますので、保護者の方とよく相談してみるとよいでしょう。なお、有利子の場合は、返済期間が長ければ長いほど、返済額は増えるのでご注意を。

さらにメリットとして、公的機関が実施しているという安心感もあるかと思います。返還が難しくなったら返還猶予を申請できたり、場合によっては免除されることもあるのは、公的サポートならでは。

そもそもの前提として、一定の収入や返済能力がないと借入はできないものです。しかし、学生支援機構などの奨学金は、たとえ借金であろうとも、修学機会を与えてくれます。実は、これってかなり有難いことなんですね。

貸与型奨学金の申請時には、これから「借金をする」という意識を持った方が、よい緊張感も得られると思います。お互い、頑張って返還していきましょうね。