奨学金を申請する際、家庭事情について説明する必要があります。申請書類の家庭事情欄には、なぜ家計が苦しく、奨学金を必要とするのかを簡潔に書きます。
通常は、経済状況の説明を中心に書きますが、勉学や研究に対する積極的な姿勢をアピールするために、将来の夢や希望を前面にだすケースもあります。具体的になりたい職業や、勉強したいことを明記すると、心象はよくなるでしょう(奨学金の「奨学」は、そもそも学問を奨励することです)。
ただ、あくまで「家庭事情」の記入なので、家計や経済状況についても記載ふれなくてはなりません。
私の夢は、看護師になることです。人に直接触れ合い、仕事を通して社会の役に立ちたいと思います。しかし、実習や教材など、学校での勉強にかかる費用は非常に高く、昼夜懸命に働く両親でも捻出するのが難しい状況にあります。学校では看護師への第一歩をしっかり踏むため、学業に専念したく思い、奨学金の支給を希望いたします。
<理由の書き方・例文構成>
夢・希望 → 支出・負担 → 仕事状況 → 意欲 → 奨学金希望