イギリスはアメリカと並んで人気のある留学先です。アメリカと同様に物価は高く、授業料や生活費などは高額になります。留学費用を全て自費で賄うのは難しく、費用面で留学を断念するかたはやはり多いように感じます。
しかし、学生支援機構の第二種奨学金以外にも、イギリス留学用の奨学金制度はありますので、調べてみる価値はあるかと思います。
イギリス政府が実施する大学院留学(※1年間)の国費留学制度です。学士号取得者で、実務経験のある方が対象となっています。
奨学生に採用されると、学費(上限あり)や生活費、日本・イギリス間の渡航費用が支給されます。
なお、チーヴニング奨学金の応募は、オンラインからとなっています。
※イギリスの修士課程は、通常1年間に設定されています。日本では修士号を取得するのに通常2年間かかることから、修士号取得を目的としたイギリス留学を考える方は多いようです。
IELTS(アイエルツ)とは、International English Language Testing Systemのことで、イギリスやカナダへの留学や移住のときに要求される英語検定の1つです。
IELTS奨学金は、アメリカ・カナダの大学・大学院へ留学する方向けの「IELTS北米奨学金」とイギリスの大学・大学院へ留学する方向けの「IELTS Study UK 奨学金」に分かれています。
いずれのプログラムも、日本国内でIELTSを受験し、オーバーオールスコア6.0以上の方が対象となります。
詳細はブリティッシュ・カウンシルのウェブサイトで確認できます。
当ページの記載内容は、執筆時点の情報に基づくものです。奨学金の実施要領の詳細は、固定的なものではなく、支給額や支給人数、選考基準、返還の必要など、変更される場合があります。奨学金の応募に際しては、必ず事務局等の応募窓口やウェブサイトから最新情報を確認してください。