アメリカは、依然として人気の高い留学先です。物価も高いことから、一般的に留学費用は高く、費用を工面するにあたっては、学生支援機構の第二種奨学金などの他にも、政府、自治体、民間の実施している奨学金もチェックしておいて損はないかと思います。
フルブライト事業は、アメリカ上院議員のフルブライト氏の提出した法案に基づき発足した、アメリカと諸外国間の交流促進事業のことです。フルブライト事業を運営する日米教育委員会が設置されるまで、フルブライト事業はアメリカ政府の出資で行われてきました。日米教育委員会の資金ベースは、基本的に日米両政府が折半。そこに、民間による資金援助も加わっています。
大学院留学(学術系学位・専門職学位)プログラム、大学院博士論文研究プログラム、研究員プログラム、ジャーナリストプログラムがあり、それぞれ細かく応募資格や支給内容が定められています。
いずれのプログラムに応募する場合も、日本国籍を有すること、日本に在住していること、専門性・広い視野と関心を有すること、十分な英語力・コミュニケーション能力、健康であることが条件となります。
詳細は、日米教育委員会にお問合せください。
高校卒業後、アメリカのリベラルアーツカレッジ(基礎教養を身に着けることを目的とした大学、LAC)への留学をサポートしています。支給額は多く、4年間支給され、返還義務はありません。
さらに、当基金の奨学金を受給できなくても、成績優秀者に対しては留学先での授業料の免除など、留学サポートが提供されます。さほど倍率も高くないのは、おそらく知名度が低いためでしょうか。
グルー・バンクロフト基金の名前の由来は、駐日アメリカ大使のジョセフ・グル―とエドガー・バンクロフトから。
詳細は、公益財団法人グル―バンクロフト基金から確認してみてください。
当ページの記載内容は、執筆時点の情報に基づくものです。奨学金の実施要領の詳細は、固定的なものではなく、支給額や支給人数、選考基準、返還の必要など、変更される場合があります。奨学金の応募に際しては、必ず事務局等の応募窓口やウェブサイトから最新情報を確認してください。